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3月某日、宮武讃岐製麺所の一室にて新しい麺(半生麺・ゆで麺)の試食会が行われました。
試食会といっても大げさなものではなく、スタッフ数名が参加して、新製法とその製法に合せて原料の配合を調整した『麺』の試食です。
ダシの事やパッケージングなど、商品化にはまだ時間が必要ですが、当サイトをご覧頂いている方に少しでもその美味しさをお伝えしようと考え、開発過程もオープンにして行こうということで今回のエントリーとなりました。
今後も『出来る限りで』という条件は付いてしまいますが、開発過程や販売告知、新商品に関するイベントなどをお知らせしていく予定ですので、お楽しみに!
新しい麺のコンセプトは『ウチにしか出来ないものを』
機械に任せっきりの大手には出来ない、そしてもちろん個人経営のうどん店にも出来ない、しっかりとしたノウハウを持った職人がいる製麺所だからこそ出来る麺。
・・・それが新しい製法によるうどんのコンセプト、だそうです(開発担当者談)。
もちろんそれは従来から宮武讃岐製麺所が掲げてきた理念でもあるのですが、今回の商品に取り入れた製法は、(超ざっくり言いますが)従来あった技術的な壁を取り払い、さらに美味しさを追求できる可能性をもったもののようです。
そして美味しさだけではなく、他にも様々なメリットもあるようで、まさに良いことずくめ!という感じです。
今回はとりあえず、従来の商品との違いをしっかりと舌で感じておこう、ということで従来の半生麺・ゆで麺とで食べ比べてみました。
一口食べて・・・「全然違う!」
食べ比べる直前まで、正直なところ、「そんなに差はないでしょう?」と思っていました。
しかし!
ゆで麺(LL麺)・半生麺という種類の違いだけでなく、麺の太さも何パターンか試してみましたが、どれも一口食べただけで違いがハッキリと分かりました。
この違いはおそらくうどんを食べ慣れすぎているうどん県民以外の方でも分かります!
従来の麺も美味しいのですが、新しい麺の方がよりのど越しが良く、食感も優れています!
見た目は業界の人間ならすぐ分かるのでしょうが、おそらく一般の方には新旧並べて比べてみないと分からないかもしれません。
それでも実際に口にしたときの舌触りの違いは感じて頂けるかと思います。
中々美味しさを言葉で表現するのは難しいのですが、一言で言うと・・・
絶対食べ比べてみて欲しい美味しさ!です。
「自分らが食べて美味しいと思うものを出したい」
今回新製法の導入と合せて、原材料の配合変更も検討されました。
そこには当然コストの問題があります。商品化に向けてシビアな調整が必要なところですが、参加者全員の意志としては、(当然ですが)「安心して食べられる美味しいものを皆さんに食べて欲しい」です。
ちょっとでも高くなったり、他のメーカーのものが値下げをすると、スーパーなどではすぐに取り扱われにくくなってしまう厳しい現状がありますが・・・難しい問題ですね・・・。
「3タイプ?通販限定?」商品化に向けて
こんな感じの試食会でしたが、これからは商品化に向けて、商品コンセプトを練り上げ、さらなる改良を加えていくことになるかと思います。
さらにはラインナップやネーミング、パッケージデザインやチャネルの検討など・・・やらなければならないことは山ほどありますが、早く皆様に味わって頂けるよう頑張って参ります!